Wednesday, January 9, 2013

携帯燃料電池がCESで初お目見え。

Nectar

MITのベンチャーでKPCB(ベンチャーキャピタルの草分け)から投資を受けているLilliputian Systemsが今年のCES(家電業界最大の祭典)で携帯燃料電池をお披露目しました。(記事へのリンク)まずは、この難しい技術をここまで持っていったことを讃えたいなと思います!彼らのアイディアは、MITのMTL(マイクロ技術研究所)で当初開発されたもので「マイクロ化学プラントを作って、小型で大容量の電池を作る」というコンセプトで生まれました。携帯ライターの燃料(ブタン)をシリコンで作った改質器に入れて水素にして、それをシリコンで出来た燃料電池に供給して発電しています。ちなみに、我々の開発している技術はこの次世代版で、彼らの構造より製造コストを抑えられるところに特徴があります。約300ドルで本体を発売し、10ドルで燃料カートリッジを販売するとのこと。東芝MTIMedisと多くの会社が世の中を騒がせては失敗してきた外付け燃料電池の分野でどこまで勝負できるか、ベンチャー企業としてどういう出口戦略で挑むのか、非常に興味があります。この分野の競合製品はアクアフェアリー(日東電工スピンオフ)とHorizonあたりでしょうか。ちなみに、アクアフェアリーは水(H2O)が金属を酸化するときに酸素が失われて水素が発生する機構を使って水素燃料を作っています。Horizonは水素貯蔵合金に蓄えられた水素を直接供給しています。



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